太陽が踊る日
周りにキラキラの絵文字が見えそうなほど輝く笑顔、音を刻む身体、パフォーマンスチェックとなると険しくなる表情と小刻みに揺れる足、唇を結んで口角を上げると現れるえくぼ。
挙げたらキリがないけど、ほそくを作るすべてが愛おしい。
誕生日を迎える時、あなたのことを深く考える時、2年前の授賞式の姿を思い出す。
「舞台で良い姿を見せたいから失敗した姿を見せたくないから、心を砕く思いで準備している」と震えていた声。
完璧じゃなくてもいいのに 失敗もおいしいのに(これは本当にごめん) と思っていたけど、それはわたしのエゴであって、あなたが目指すのはミスが許されない"完璧"。
音楽にかける想い、パフォーマンスにかける想い、舞台に立つ者としての強い信念を知った。
わたしのイメージだけど、あまり本心を語らない人だから。
その涙とスピーチに胸が締め付けられた。
キラキラした笑顔の裏に秘めた燃える情熱を忘れたくないし忘れてはいけない。
いつも自分より周りを立てる人が「MIC Dropは俺の曲」と言ったこと。
そのインタビューを読んで心臓がゾクゾクと高鳴った。
イントロから強烈なインパクトを与えるあの曲を、"俺の曲"と言い切るほど思いがあるのは知らなかった。
あんなにも力強くてしなやかで一目で魅了されるダンスはほそくにしかできなくて、でも反対にほそくだからこんなにも魅了されるのだと思う。
Diorを身に纏ってセンターで堂々と踊る姿が脳裏に焼き付いている。
もう一度、もし時を戻せるならもう一度、スタジアムのステージで踊るその姿を見たい。
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今日出会った詩の中に
"ひとつひとつのおとに ひとつひとつのこえに
みみをすますことが
もうひとつのおとに もうひとつのこえに
みみをふさぐことに ならないように"
という一節があって、とてもハッとした。
この詩は いろんな音にみみをすます という内容なんだけど(ザックリすぎてごめんなさい) なにかに耳を澄ます時、その他を遮断することが無いように ってきっとわたしだったら意識しなきゃできない。
でもほそくはこれを無意識にできる人なのだろう。
周りにかき消されてしまった誰かの声を拾う時、メンバーが真ん中に行くよう誘導して自分は端に行く時、誰かが何かをしたがっている様子に気付く時。
幾度となくあなたのそういう姿を見てきた。
ほそくにとってはきっと当たり前のことで。そこに他意はなくて。
あなたの見ている世界の広さを知った。あなたが澄まして聞いている音の多さを知った。
「優しい」という一言で表すにはあまりにも足りていない。
他人想いな人。溢れるほどのメンバーへの気持ち。芯のある人。
どんな言葉で表現したらぴったりなんだろう。
映画で「小さな笑顔になれたらいい」と話していたけど、わたしの小さな笑顔も大きな笑顔も心が満たされすぎてこぼれる涙もほそくが作ったもの。
感情の源にはいつもあなたがいる。
いつも笑顔にしてくれて、気持ちを良くしてくれて、幸せにしてくれてありがとう。
もらった笑顔も言葉もぜんぶ宝物で、こちらがお返しし切れないほどたくさんくれるから、胸がいっぱいになる。
ほそくがくれた分の愛を、わたしもほそくに届けたい。
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2020年。
新社会人に加えコロナの流行で本当に精神が参ってしまった時期があったのだけど、その度にあなたの姿を探してその声を脳と心臓に送った。
根っこが飛び出てしまった木のようにグラつく心に、優しく土をかけてくれた言葉と歌。
届けてくれた声のぜんぶが大切。
あなたの歌を聞きながら眠りに落ちた日もあったし、動画を見てその笑顔と笑い声に癒された日もあった。
根が出てきてしまった木は自分を支えるのが難しくなるけど、そこに土をかけてくれる存在がいるから持ち直させる。わたしにとってそれがほそくだった。だった というか現在進行形でほそく。
こんな状況の中でも、いつもそばにいてくれて、そばにいようとしてくれてありがとう。
近い未来、いつかわたしたち目を合わせられる日が来たら、存分に思いの丈を伝え合おう。
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言葉も生きる世界も違うのに、こんなに想いを寄せてしまうのはこの世界に一人です。
わたしの世界に彩りを残して、わたしの心臓を掴んで片時も離さない人。
もうわたしの心臓の一部であって、ほそくがいなかったらこの身体に血を巡らせることもできない。あなたに対するいきすぎた感情さえ愛おしい。
あなたの苦労すべてを知ることもその一つを解消することさえもできないけど、和らげることはできるかもしれないから。
アイドルという道を進むあなたの背中を押す風になれるよう、今日も海を超えたこの国から応援しています。
いつも健康と幸せを祈っています。
心から愛する人、本当にお誕生日おめでとう。
"늘 함께해요, 우리"
#호비생일ㅊㅋ
#호석과_함께라면_빛은_또_떠오르니까
2021.02.18